白い錠剤と落ち込む女性
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カンジダ治療薬の「ケトコナゾール」

カンジダ症は人体に常在するカンジダ菌がストレスなどによるホルモンバランスの乱れにより、体の免疫力が落ちているときに増殖することで炎症を起こすものです。
カンジダ菌はカビの一種であることから、発症した場合には薬を使用した治療が選択されます。
つまり、増殖した菌を死滅させて炎症を抑える治療です。

カンジダ症の治療で使用される薬にケトコナゾールがあります。
これは抗生物質のひとつで、菌を殺菌することで性器の炎症を鎮めます。
ケトコナゾールがカンジダ菌の細胞膜を破壊することができるので、増殖を抑制することができます。
人体の細胞膜はコレステロールで構成されているのに対して、菌類の細胞膜はエルゴステロールと呼ばれる物質で構成されています。
ケトコナゾールはエルゴステロールのみに作用することから人体に対して影響を与えずに治療をすることができます。

ケトコナゾールの働きを最大限に発揮するためには正しい服用方法を守ることがポイントです。
飲み薬の場合は症状にもよりますが1日1回の服用が基本となります。
この薬は皮膚病などでも使用されますが、カンジダ症の場合、服用する量は多めになっています。
これは一度に服用することで血液中の薬の濃度を高めることができ、一気に菌を死滅させることができるからです。

強い抗菌作用があることから、症状は改善に向かいます。
ただ、改善されたからといって、自己判断で服用を中止しないようにする必要があります。
途中で中止することで再度菌が増殖する、あるいは薬に対して耐性を持った菌が出現する可能性があるからです。

ケトコナゾールはカンジダ菌の細胞膜に直接作用する性質で、人体に対する副作用が起きる可能性は低い薬ですが、肝機能に問題がある場合、肝機能に対して影響を与える可能性があります。
強い抗菌薬であることを考えると自己判断で服用するのではなく、医師に体調に関することを伝えて、判断してもらうことが大事です。

ケトコナゾールの正しい使用方法

ケトコナゾールは正しい服用方法が大切です。

クリーム、ローション、液タイプは、カンジダ治療に使う場合1日1回400mgを患部に塗布します。
スプレータイプは、ガンジダ治療として1日に1回400mgを患部に噴霧します。
その際目に入らないように注意が必要です。
入ってしまったら、すぐに水やぬるま湯で洗い流すようにし、専門の眼科医の診断を受けるようにしてください。
また妊娠中や授乳中の人は、外用薬なので問題はないとはいえ、使用前に医師に相談することを強くおすすめします。

炎症がおさまったように思い、自己判断でケトコナゾールをすぐにやめるよりも、医師に相談してみたほうがよいです。
おさまった時は、再発する可能性が一番高い時でもあります。
外用薬ですので、副作用は少ないですが、まれにカブレを起こすことがあり、塗布することによってかえって赤味や痒みが強くなったという場合は、すぐに医師の治療を受けるようにしましょう。
その他しみたり、ひりひりしたり、熱感があるといった刺激感がある場合や、発赤や、紅斑などが生じた場合もすぐに病院に相談するようにしてください。

蕁麻疹びらん水疱、亀裂、皮膚灼熱感なども報告されています。
肝機能障害の可能性があるとも示唆されているので、肝臓部に既往症がある人も注意が必要です。
現在他に服用している薬剤がある場合は、事前に医師や薬剤師に相談をするようにしてください。
個別の薬によって使用回数や使用時間、決められた使用法がそれぞれ異なっているものですので、書かれている説明書を必ず読むようにしましょう。
そして保管する場合は、高温多湿それから直射日光を避けて子供の手の届かない場所にしてください。

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